お仕事探しで「コレっ!」と思う求人広告を見つけたけど、「履歴書と職務経歴書を郵送してください・・・」って書いてある。
職務経歴書って何を書けばいいの?
手書きでもいいの?
記入例にあるような経歴が、私にはないけど・・・。
職務経歴書とは、履歴書に書いた職歴についてやあなたの持つスキル・資格について詳しく書く書類です。
履歴書では、あなたの住所、年齢、趣味や特技、今まで働いてきた会社名・部署名・店舗名や資格はわかりますが、その働いてきた会社などであなたがやってきたこと、できることはわかりにくいのです。
それを詳しく書いた職務経歴書を採用担当者が見ることで、会社が求める人材かどうかを判断する材料になります。
職務経歴書は手書きでも、パソコンで作成することもできます。
パソコンで作成すると、自分のパソコンスキルをアピールすることもできますね。
お家にパソコンを持っていない方なら、知り合いのパソコンを借りたり、ネットカフェでも作成できますよ。
プリンターがない場合は、データをUSBメモリやSDカードに保存して、コンビニで印刷することもできます。
手書きの場合は、市販の履歴書と一緒に販売してある場合もありますが、一枚の白紙に書いてもOKです。
職務経歴書を見る採用担当者が見やすいように配慮して書きましょう。
職務経歴書の書き方は自由です。一般的な項目は、
■提出日、氏名(他の人の職務経歴書と区別するためですね)
■履歴書に書いた職歴順に、どんな仕事をしていたか、がんばったこと、評価されたこと
■持っている資格、スキルについて(資格を取っていなくても、できることをアピールできます)
■志望動機・自己アピール(熱意を伝えるところです!)
手書きでも、パソコン作成でも、一度メモに整理してから清書してみましょう。
これまであなたがやってきたことを、一つ一つ思い出して棚卸しです。
ディスカウントショップのレジ業務をしていた → アパレル店の販売員を志望
建設会社の一般事務をしていた → 病院の人事事務を志望
もちろん事実ではないことを書いてはいけませんが、あなたのやってきたことを控えめに書く必要はありません。
職務経歴書の中では「そんなに大したことはしてないんですぅ~」や「私、あんまり頑張らない人じゃないですかぁー」はナシ!!
自己アピールのチャンスですから、思いっきりあなたのやってきたことを伝えましょう。
そして、できるだけわかりやすく、コンパクトに書いてください。
枚数は1~2枚程度になるようにしましょう。
あまりダラダラと書きすぎると、読みやすい職務経歴書ではなくなってしまいます。
内容は、志望している会社やお店がどんな人を欲しがっているかを想像しながら書いてください。
「私は、あなたの会社やお店が求めている人ですよ!」とアピールできれば、「採用!」がもらえるかもしれません。
それから、手書きの場合は丁寧に書きましょう。
上手・下手ではなく、走り書きや雑な印象を与えると、あなたへの評価にもつながります。
履歴書と同じように、修正液や二重線で訂正も避けてください。
大変な作業ですが、書き直してちゃんとした、キレイな文書を作りましょう。
その大変さが実を結ぶことなりますから。
完成したら、近くにいるダンナさん、お友だち一度見てもらうことをオススメします。
見やすく、わかりやすく書いているか、間違った文字を使っていないか、どんな印象を受けるかを聞いてみましょう。
書いた本人にはわからない、直したほうがいいところが見つかるかもしれませんよ。