病児保育ってどんなところ?

子どもが病気!でも今日は仕事を休めない・・・。

そんなときに頼りになるのが「病児保育施設」「病後児保育施設」です。

いつも通っている施設や小学校では、一定以上の熱があれば保育できないとしている施設もありますし、一度かかるとしばらく出席できない感染症もあります。

何より、体調が良くない時に施設や小学校でいつも通りに活動することは、子どもにとって大きな負担です。

ゆっくり体を休めて、元気になることに専念させてあげたいものです。

 

子どもの病気は突然やってきます。基本的には登録が必要な病児保育施設・病後児保育施設がほとんどですので、先に登録だけでもしておくとスムーズに利用できますね。

利用方法や持っていくもの、必要書類などくわしいお話を聞くこともできますよ。

 

病児とは・・・病気の回復期に至らないが、入院治療を必要とせず、当面の症状の急変が認められない児童のことです。

病後児とは・・・病気の回復期であるが、集団保育が困難な児童のことです。

市町村が管理している病児保育施設・病後児保育施設は、その市町村に住んでいる児童のみを対象としている場合もあります。

もし住んでいる市町村以外の施設を希望する場合は、一度市町村役場へご相談してみましょう。

 

病児保育ってどんなところ?

 

 

利用できる児童の年齢は、施設によって異なります。

施設によっては0歳2ヶ月から利用できたり、10歳までとしていたり様々です。

熊本市の場合は小学3年生までの児童を対象としています。登録の際に確認しておきましょう。

利用できる時間も施設によって異なります。

ほとんどの施設は月曜日~土曜日までの8:00(前後)~18:00(前後)としているようです。

熊本市の場合は、月曜日~土曜日までの8:00~18:30を保育時間としています。

日曜日・祝祭日・年末年始はお休みのところが多いです。

お仕事が早く終わったら、できるだけ早めにお迎えに行きましょう。

 

利用料金も施設によって様々で、1日あたり2,000円としている施設が多いようです。

施設によっては短時間の場合は半額としていたり、幼稚園児・施設児は半額としている施設もあります。

食事代やおやつ代を実費として利用料とは別にかかる施設もありますが、持参できる場合はかかりません。

熊本市は短時間の場合や、食事・おやつを持参した場合も1日2,000円としています。

また、平成26年4月から利用料減免制度が始まり、生活保護を受給している世帯は、「緊急時医療依頼証」を提出すると無料で利用できます。

住民税が課税されていない世帯(市県民税非課税世帯)は、「市県民税課税証明書(世帯全員分記載のもの)」を提出すると、利用料が半額になります。

まずは、事前登録が必要ですので、利用したい施設へ連絡して、登録したいことを伝えましょう。

原則として、登録は施設へ直接行って書類の記入と説明を受けます。

所要時間は30分~40分くらいで、子どもが一緒に行く必要はありません。

市町村で管理している施設の場合は、市町村へその書類を提出しますので、一度提出すれば登録をした施設以外の施設も利用することができます。

ただし、予約方法や、キャンセルの場合、持ってくるものは施設によって違うこともありますので、利用時に確認してください。

登録はしていないけど、急に利用する必要が出てきたときは、利用するその日に登録をします。

子どもを預ける前に書類を書いたり、説明を受けることもできる施設もあります。

しかし、急いでいるときはなかなか時間が取れないかもしれませんよね。

ですので、事前に登録することをおすすめします。

 

そして、実際に病児保育施設・病後児保育施設を利用するときには、病院で「連絡票」を書いてもらう必要があります。

その子がどんな病気で、どんな経過か、薬が処方されているか、どのくらい安静が必要か、既往歴、食事のタイプなどを施設へ連絡するための書類です。

病院が併設されている施設の場合は、利用するときに診察して「連絡票」を書いてもらうこともできるようです。

利用する前の日に診察を受けた時、病院で書いてもらうようにお願いするといいですね。

書いてもらうことに料金がかからない場合もありますが、病院によっては診断書作成料がかかる場合もあります。

病院に書いてもらう「連絡票」は利用する初日だけ提出が必要ですが、保護者が書く施設への「入室連絡票」は毎日必要です。

もし予約した後にキャンセルをする場合は、当日朝でも指定の時間までに必ず連絡をしてください。

キャンセル待ちの方もたくさんいらっしゃいます。

 

では、病気の子どもはどんな1日を過ごすのでしょう?

熊本市中央区にある杉村病院付属病児保育室「キンダーハウス」へお邪魔しました!

8:00 子どもたちの受入開始です。受入の時に、詳しい病状や与える薬、食欲などその子についてのことをお尋ねします。
10:00 遊べないくらいきつい子は、布団の上で過ごします。

安静が必要な子どもたちですから、外で遊ぶことはできませんが、部屋の中で遊びながら過ごします。

保育室にはDVDやブロック、絵本、おもちゃ、ビーズセットも用意してありますが、お気に入りのものがあれば持たせてもいいそうです。

ぬり絵や、絵本、小学生くらいになるとゲーム機器で遊ぶ子も。おやつを持ってきている場合は与えることもあるそうです。

11:00 給食です。その子の病状にあった食事が提供されます。

アレルギーがある子には対応した食事を用意してもらえるそうです。

12:00 お昼寝をします。

小学生の子どもたちなど昼寝を必要としていない子も、まわりで寝ている子と一緒にゴロゴロしていることもあるようです。

15:00 おやつの時間です。病状に合わせて、食べられる子はおやつを食べます。

食べ終わったら、再び好きな遊びをしてお迎えを待ちます。

17:30 ママがお迎えにきました。

お迎えのときに、今日一日その子がどんな様子だったかを教えてもらえます。

※施設によって、活動内容・時間は異なります。

 

キンダーハウスで病気の子どもをお世話してくれる先生にお話を聞きました。

ご利用されるお子様は0歳~3歳くらいの子が多いです。
離乳食の子や食物アレルギーの子にも対応した食事を提供しています。
食欲のない子もいらっしゃるのですが、大好きなおやつを持参されていると、それだけは食べてくれることもあります。
また、4歳くらいより大きいお子さんは、異年齢交流を楽しんでくれることもあります。
小さい子に絵本を読んであげたり、おもちゃの遊び方を教えてあげたりしながら過ごしていることもあるんですよ。
夏休みなどのお休みの時は、小学生のお子さんたちは宿題を持ってこられる方もいらっしゃいます。

それから、病児保育室を利用している日は、常に連絡の取れる状態にしていただきたいです。
定期的に検温して、その子の様子を常に見守っていますが、急変した時や、何か保護者の方に連絡を取りたいときに連絡が取れないことはとても困っています。
すぐに電話が取れなくても、折り返しのお電話をお願いします。
保護者の方の携帯電話などにご連絡が取れない場合は、職場の連絡先にご連絡させていただくこともあります。

 

病児保育園ってどんなところ?

 

同じ日に利用している子で、隔離が必要な子はもちろん違う部屋で過ごしますが、いろんな病気の子が利用するので、施設に置いてあるおもちゃや設備は毎日職員の方が消毒されているそうです。

安心して利用できますね。

施設に持たせて良いものは、施設によって異なりますので、利用するときに確認してみてください。

お気に入りのおもちゃや、携帯ゲーム機(とくにカセット)は失くしたりすることもあるようですので、気をつけてください。

食欲がないときは、大好きなおやつも持たせると喜んでくれるかもしれませんね。

体調不良の子どもたちは、いつもよりも不安や寂しさを強く感じやすいそうです。

ママのそばにいたい気持ちが強いと思いますが、応えてあげられないこともあると思います。

やむを得ない場合は病児保育施設・病後児保育施設のサポートを受けて、一緒にいられる時間はできるだけ一緒にいてあげてくださいね。

 

熊本県病児・病後児施設一覧表※病児・病後児が受け入れ可能な施設はこの限りではありません。

 

☆ADVISOR☆
杉村病院付属病児保育室
キンダーハウス
ホームページ:
http://sugimurakai.jp/care_services/nursery_kinder/

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