新生活が始まる春はすぐそこ!
入園・入学後は、新しい生活習慣に先生、お友だちと、今までの環境とはガラリと変わります。
子どもも、サポートするママも疲れちゃう・・・。
では、すんなり新生活になじめるように、今から少しずつでもトレーニングを始めましょ♪
※トレーニングの項目・内容・必要かどうかは通う施設、家庭環境、本人の性格・体質によって異なります。その子の事を一番良く知るママが施設の状況と照らし合わせて、実行・判断してくださいね。
※小学校へ入学前のトレーニングはこちらをご覧ください。
0歳~2歳
乳児や2歳くらいまでの子が入園前にしておくべきトレーニングは特にありません。
ママの心構えさえあれば大丈夫です。
子どもと離れるなんて初めて!大丈夫なの?
初登園からしばらくは、ママも子どもも不安で、心配で、淋しくて、ママも子どもも涙が・・・なんてこともよくあることです。
特に朝、先生へ子どもを渡すときに「ママーっ!!」と泣かれると、ママはなんだか仕事に行くことを後ろめたく感じてしまうかも。
そんな時には、なごりおしくその子のそばに寄り添うのではなく、逃げるようにその場を去って先生にお任せしましょう。
お別れの時が長引くよりも、離れている時は仕事に集中して、できるだけ早くお迎えに行ってあげるほうが、その子もママも一緒にいる時間を楽しめますよ。
今まで母乳だったのに、ほ乳ビンでミルクを飲めるかな・・・大丈夫なの?
ほ乳ビンの乳首を受け入れてくれない子はたくさんいます。
異常ではありません。
でもですね、お腹は空くので飲みますよ。
先生も、すぐにほ乳ビンでミルクを飲んでくれないからって「保育はムリです!」とは言いません。
月齢にもよりますが、ストローやスパウトを使用する子や、果汁で慣れていく子もいるようです。
園によっては慣らし保育を行うこともありますので、その時に様子を見てみましょう。
出産後、久しぶりの仕事復帰・・・私、大丈夫なの?
保育園の入園は、子どもにとってもママと離れる初めての経験ですが、ママも同じようにその子と離れるのは初めて。
ママは、育児と仕事の両立を始めることになります。
新しい仕事を覚えなければならないママもいれば、出産・育児休暇中のブランクを取り戻す必要があるママもいるでしょう。
保育園のルール(送迎、準備物、連絡帳など)、家事・育児の一日スケジュール、子どもの病気などの緊急対応。
覚えておくこと、考えておくこと、対策を用意しておくことが、なんだかたくさんありそうです。
できる対策や我が家のルールはパパや家族とも話し合っておきましょう。
しかし、最初からすべて思った通りには進まないんですよね・・・。
実際にやってみて初めて気付く、うまいやり方だってあるんです。
その時に力になるのが、家族や先生、職場の仲間、相談機関やウェブサイト!
共感してくれる人、アドバイスをくれる人、協力してくれる人はママの周りには必ずいます。「必ず」味方はいるのです。
3歳以上
3歳以上で保育園・幼稚園に入園する場合のトレーニングです。
このくらいの年齢では、できる子もいればできない子もいるのが当たり前。
入園後もあせらずに、少しずつ練習していきましょうね。
トイレトレーニング
オムツが取れていない場合は、トイレで用を足す練習を。
トイレでできるようになったら、今度は一人でできるように練習してみましょう。
家のトイレと園のトイレでは雰囲気やサイズが違うこともあります。
トイレットペーパーの使い方(長さ、拭き方)、流し方、スリッパをそろえる、手洗いのやり方を教えてあげてくださいね。
生活リズム
送迎のバスが来る場合はもちろんのこと、朝、家を出発する時間に合わせての生活が始まります。
起きる時間、寝る時間、食事の時間、おやつの時間をきっちりじゃなくても、だいたい同じくらいの時間で行うことをやってみましょう。
お弁当が必要な場合は、ママも早起きの習慣が必要ですね。
あいさつ
先生やお友だちへの「おはよう」「さようなら」だけではなく、「ありがとう」「ごめんなさい」「いただきます」「ごちそうさまでした」も、なかなか自分からは言えない子もいます。
まずはママや家族がお手本をみせて、後に続けてあいさつの言葉を言えるようになれるといいですね。
自分で自分のことをする
着替えやお弁当の準備(お弁当箱の開け閉め、お箸やスプーンをケースにしまう)、水筒の開け閉め、クレパスやお絵かき帳の片付けなどを自分で行うことになります。
他にも、靴を自分で脱ぎ履きすること、制服のボタンを自分で留められること、帽子を自分でかぶること。
前と後ろや、左と右。
最初は間違ってしまうのも当然のこと。
家でも、できるようになってくれるとママや家族も助かりますね。
できるようになれば、これは大きな成長です。
最初はフォローしながらでも、だんだん一人でできるようになりますから、見守ってあげてください。