ママが手をつなぐ

 

子どものケア

 

ママをはじめ、大人も怖かった経験を、子どもたちは小さな体で、小さな心で受け止め、乗り越えようとしています。

大人と同じように、本震の記憶、余震への恐怖、いつもと違う生活環境にとまどうことも。

しかし、今回の震災のように大きな影響を持つ体験をした人は、子どもでも大人でも誰でも心と体に変化があらわれます。

「子どもだから・・・」「気合いが足りない」ではなく、その子の話をゆっくり聞いて、ママや大人が寄り添ってあげてください。

中には思うことを上手に話す、表現することができない子もいます。

そんなときは、せかさずに、ギュッと抱きしめてあげましょう。

 

とは言ってもね。

 

ママや家族は元の生活に戻るために大変なのに?

こんな生活の中で子どもにばっかり時間は使えない!

恐怖や不安、イライラなんて、ママだって同じ!

 

そうなんです。

だってこれらの心と体の変化は、大人だって同じようにあらわれるもの。

子どもと同じようにだんだんと減っていくとしても、大人だからってそのペースが必ず早いわけでもありません。

 

でもね、この子が必要としているのは、他の誰でもない「ママ」です。

ママの時間をちょっとだけ、その子のために分けてあげてください。

そうすると、その子にあらわれた変化は減り、ママの時間をその子のために分けてあげることも減っていきます。

ママとその子、家族で支え合って、一緒に乗り越えましょう。

 

震災後、多くの子どもたちにはこのような変化が見られます。

○よく泣く(夜泣き)

○おねしょをする

○赤ちゃんがえり

○イライラ、機嫌が悪い

○ものを投げる

○反抗的になる

○頭痛、腹痛

○ママの気を引こうとする

○小さな音にもおどろく

○「怖い」とよく言う

○怖い夢を見る

○笑わない

 

このような変化はだんだんと減っていきます。

そのペースは、それぞれ。

 

では、ママや大人は子どもにどうやって寄り添えばいいのでしょう?

 

上のような変化が見られたら、こんなふうに接してみてください。

 

○「怖い」と言ってくっついてきたら、離れずにしっかり抱きしめてあげましょう。

○おねしょは「ホルモンバランス」の乱れであることも。

きつく叱らず、ささっと片付けましょう。

○できるだけ起きる時間、寝る時間、食事の時間をいつも通りにやってみましょう。

○泣くこと、甘えること、気を引こうとすることも「よしよし(なでなで)」と受け入れてあげてください。

○可能であれば、その子がイヤがること(部屋の電気を消す、一人で留守番をするなど)は避けましょう。

○勉強やお手伝いができなくても責めずに、もし頑張ってできたなら褒めてあげてください。

 

もしも、なかなかその変化が減らずに長く続く場合、頭痛や腹痛、おう吐や不眠などで悩む場合などは相談してみましょう。

そして、そのことを保育園や学校にも伝えておいてくださいね。

もしかしたらママにとって、その子のことが大きな悩みとなっているかもしれません。

先生たちも、相談機関も、ママとその子の味方です。

避難所や学校では、カウンセラーや保健師が相談を受け付けていますので、避難所の方や学校に申し出てみましょう。

 

以下でも相談を受け付けています。

☆熊本県中央児童相談所
TEL:096-381-4451
※月~金曜日 8:30~20:00
☆熊本県八代児童相談所
TEL:0965-33-3247
※月~金曜日 8:30~20:00
☆熊本市こころの健康センター(熊本市の方)
TEL:096-362-8100
※月~金曜日 9:00~16:00
☆こころの健康相談電話(熊本市外の方)
TEL:096-386-1166
※月~金曜日 9:00~16:00
☆熊本市発達障がい者支援センター(熊本市の方)
TEL:096-366-1919
※月~金曜日 8:30~17:15
相談フォームからの相談も可 http://www.kumamoto-minawa.com/contact/
☆北部発達障がい者支援センター(主に荒尾・玉名・菊池・阿蘇・上益城)
TEL:096-293-8189
※月~金曜日 9:00~17:00
☆南部発達障がい者支援センター(主に宇城・八代・芦北・水俣・人吉・球磨・天草地域)
TEL:0965-62-8839
※月~金曜日 9:00~18:00
☆日本小児アレルギー学会e-mail:sup_jasp@jspaci.jp
※氏名、年齢、性別、住所、電話番号、かかりつけ医または主治医をご記入の上、ご相談ください。

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